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スタチンとコエンザイムQ10の関係

コエンザイムQ10を自然に摂取できるのは1日の食事のなかで5~10mg程度しかないと言われています。
これは、コエンザイムQ10そのものが吸収されにくいという性質があることも原因の一つです。

コエンザイムQ10の不足は、身体にさまざまな不調を与えます。
たとえば、手足のむくみ、疲労感、倦怠感などです。
さらに、心臓や腎臓といった、健康にかかわる重大な病気につながる可能性もゼロではありません。
女性にとっては、肌荒れなどの原因にもなりかねないため注意が必要です。

このコエンザイムQ10ですが、加齢だけでなく薬の影響によって体内での生産がされなくなってしまうこともあります。
それが、スタチンによる影響です。
スタチンは、血中に含まれているコエンザイムQ10の濃度を低下させてしまうという作用を持っており、筋肉痛や肝機能の障害の原因になることもあると言われています。

スタチン系の薬は、コレステロールが合成するのを阻害してしまう作用があります。
私たちの体内では、体の中に蓄積された脂肪や糖質をエネルギーへと変換する役割がありますが、こうした作用も阻害されてしまいます。
こうしたことを受けて欧米の医療機関では、スタチンの投与の際にはコエンザイムQ10サプリメントを併用しているところも多くあります。

日本ではこうした認識があまり定着しておらず、スタチンを薬などから投与した際にコエンザイムQ10の生成が減少してしまうことを知らない方も多いと思います。
病院で説明を受けることもあるかもしれませんが、とくに説明が無かった場合、薬の服用によって体調がなんとなく優れないなど、体の変化が出てしまうこともあるかもしれません。
自分の体を守るのは自分自身です。
もし、スタチンを体内に取り入れる場合には、サプリメントなどを利用してコエンザイムQ10を積極的に摂るようにしましょう。

コエンザイムQ10の副作用の報告等もとくになく、摂取量の目安とされている100mg程度の摂取であれば体に不具合が出ることもないため、安心して取り入れることができます。
また、気になるコエンザイムQ10のベストな摂取時期についても参考に是非ご覧ください。